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  2011年06月20日

<No 251>

■梅雨入りと梅雨明け

最近ジメジメした天気が続きますね。

今年の梅雨入りは、平年より
10日以上も早いようですが、
その分、梅雨明けも
早いといいですね。

沖縄では、もう2、3日もすれば
梅雨明け宣言が出されるそうです。

梅雨が明ければ、いよいよ夏!

解放感に満ち溢れた
楽しい夏にしたいですね。

元気・元気・元気で、
雨雲を吹き飛ばしましょう!

   

  2011年06月06日

<No 252>

■北風と太陽が腕比べをするお話

最近読んだ本に
こんな寓話が紹介されていました。

+-+-+-

北風が
「僕の方が強いに決まっている。
あそこにオーバーを着た老人がいるだろう。
僕は君よりも早く、
あの老人からオーバーを取ってみせる」
と威張った。

太陽は、しばらく雲の後ろに隠れた。
北風は勢い良く吹いた。
たが、北風が吹けば吹くほど、
老人はますますしっかりと
オーバーで体を包んだ。
北風は精根尽きて、吹きやんでしまった。

そこで太陽は、雲間から顔を出し、
老人に優しくほほえみかけた。
しばらくすると、老人は
額の汗をふいてオーバーを脱いだ。

太陽は、
優しい親切なやり方は、どんな場合でも、
激しい力ずくのやり方より、
はるかに効果があるものだと北風を諭した。

+-+-+-

この話の教訓は、
「手っ取り早く乱暴に
物事を片付けてしまおうとするよりも、
ゆっくり着実に行う方が、
最終的に大きな効果を得ることができる」
ということでしょうか。

また、
「冷たく厳しい態度で
人を動かそうとしても、
かえって人は頑なになるが、
暖かく優しい言葉を掛けたり、
態度を示すことによって
初めて人は自分から行動してくれる」
ということなのではないでしょうか。

自分もこの教訓を見習い、
日々の行動で意識していければと思いました。

   

  2011年05月17日

<No 253>

■「縄伸び」について

「縄伸び」という言葉を
聞いたことがありますか?
本来の意味は、長さを測る際に、
「メジャーである縄が伸びることによって、
計測値が実際の値より小さくなること」です。

不動産取引のシーンでも
よく出てくる言葉なのですが、
その時は、土地の実測値と、
過去の計測値に基づく登記簿面積との
差を意味します。
即ち、土地の面積増加分と
考えて良いでしょうか。

実際には、実測面積と登記簿面積が
ずれているところがほとんどで、
田畑では数%から10%程度、
山林では50%を超える
縄伸びの事例もあると言われています。

さて、なぜ、縄伸びが発生するのでしょうか。
一般には、その昔、農民が
重い税金を少しでも軽減しようと
測量面積を誤魔化したことが
原因であると説明されています。

逆に、徴税する側はメジャーを短くして
税収を上げようとしたそうで、
徴税側と納税側は、この縄の長さで
自分に有利なようにした訳ですね。

その昔、太閤検地では、それ以前の
1間=6尺5寸を6尺3寸にし、
1町歩=360歩から300歩にして、
測量したという記録もあります。
昔の増税は、こうやって縄の長さを
調整することで行っていたのですね。
これは、「縄伸び」に対して
「縄縮み」と言いますね。

   

  2011年04月25日

<No 254>

■「登記簿謄本」と「登記事項証明書」

不動産の取引でよく出てくる
「登記簿謄本」についての話です。

「登記簿謄本」と同様、よく聞く言葉に
「登記事項証明書」というものがありますね。
これら2つの違いは何なのでしょうか。

そもそも、「謄本(とうほん)」とは
原本の内容全部を写した文書であって
公証権限を持つ公務員が
原本と相違ない旨の認証文言を付記したものをいいます。

ですから、「登記簿謄本」とは、役所お墨付きの、
「登記簿」の写しということになります。

では、「登記事項証明書」とは何でしょう。

文書の電算化という時代の流れを受け、
登記事務をコンピュータで処理するようになり
登記所において、登記事項は、
次第に、磁気ディスクに記録されるようになりました。
その内容を用紙に印刷することにより証明したもの、
これが「登記事項証明書」です。

一方、登記事務をコンピュータで処理していない登記所では
登記事項を直接登記用紙に記載しており
その用紙を複写することにより証明したもの
これが「登記簿謄本」ですね。

ですから名称も風貌も異なりますが、
どちらも証明している内容は同じです。

今では、「登記簿謄本」という言葉だけが残り
実際に交付されているもののほとんどは「登記事項証明書」です。

相続関係のお手伝いをしたりして、
古い情報をたどったりすると、
すごく達筆な字で書かれた「登記簿謄本」を
目にすることがあります。

個人的には、こういう書面の方が、
「THE不動産!」っていう感じがします。(笑)

ただ、情報の電算化によって、
謄本の取得が便利になったことは明らかです。
ネットで謄本が取得できるサービスもあります。

公式な文書としては使えませんが、
「登記情報提供サービス」に登録することにより
謄本の内容を確認したり、
画面をプリントアウトしたりすることができます。

また、「登記・供託オンライン申請システム」を利用すると
「登記事項証明書」の原本を、ネットで申請し、
郵送で受け取ることができます。

当然、法務局に出向けば、「登記事項証明書」を
自分で取得することが可能ですが、
つい先日、4月1日より、「1枚当たり700円」になりました。
今までは1000円だったので300円も値下げしたんですね!

この機会に、一度、自宅の「登記事項証明書」を取得して
じっくり見てみるのも面白そうですね!

   

  2011年04月21日

<No 255>

■「アパート」と「マンション」

不動産情報を眺めていると
「アパート」と「マンション」は
違うカテゴリになっていますが
その違いって何なのでしょう。

高級感がある建物が「マンション」で
ちょっと古かったり汚かったりする建物が
「アパート」っていうイメージですかね。

そもそも,英語でいう「mansion」とは
大豪邸とか大邸宅とかっていう意味で
どんなに高級でも共同住宅であれば
「mansion」とは言わず「apartment」ですよね。

じゃあ日本では
「アパート」と「マンション」を
どのように使い分けているのでしょうか。

一般に,鉄筋コンクリート(RC)造,
あるいは,鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造を
「マンション」と呼ぶ例が多いですね。
重量鉄骨造も,概ねマンションでしょうか。

それに対して,木造の建物や,
2〜3階建の軽量鉄骨造を
「アパート」と呼んでいますね。

弊社では,
お客様の印象を裏切らないよう配慮しつつ
このように構造によって区別しております。

ただ,物件の名称については
「コーポ」や「ハイツ」など
「アパート」にも「マンション」にも
両方使われていたりして
明確な区別が無かったりします。

いずれにしても
見た目の印象と
大きくかけ離れている名称は
とても違和感があるので
明確なルールはなくとも
だいたい常識の範囲に
落ち着くということなんですかね。

鉄筋コンクリート造20階建のアパートや
木造2階建のマンションというのは
やっぱり変ですからね。